主に次のようなカスタム設計を行っております。
  ・対象ワークの固定に関する設計。
  ・断熱の設計。
  ・防湿に関する設計。

以下に、事例の幾つかを示します。

写真の解説:

 写真1: X-Zスライダです。X方向も、Z方向も、リニアガイドで案内され、ねじを手動で回転させることで移動できます。
 写真2: 写真1のX-Zスライダを、ペルチェスタンドに組み込んだもので、スタンドのベースプレート上にある、サービスポート(M4ねじ)に固定しています。
      この写真では防湿カバーを外していますが、カバーを設置し、カバー外から操作できます。
 写真3: X-Zスライダのプローブの部分です。この例では、4端子法の抵抗測定用に4本のプローブをアクリル製のホルダに固定しています。
      また、対象ワークは薄片のため、真空吸着プレートで固定しています(吸着プレートは、ペルチェユニットに標準で空いているねじ穴を利用してを固定しています)。
 写真4: X-Zスライダを防湿カバー外から操作する工夫の様子です。
      X軸は右側に操作用のねじ軸、左側に位置測定用のダイヤルゲージの測定子軸が、それぞれカバーの穴を貫通しています。隙間は約1ミリありますが、ドライエアの流量を2
      L/分とすると、防湿には影響ありません。
      また、Z軸についても、カバー天板にスライドするアクリル板を配置することで隙間をなくすことが出来、防湿に影響を与えないようにできています。
 写真5: 防湿カバーの外側から内側に、露点計(右から左に伸びている、長さ約20センチの黒い棒状の物体です)を挿入しています。防湿カバーとの隙間は1ミリ程度ありますが、
      防湿効果には影響ありません。
 写真6: ペルチェユニットの表面のプレートを、アルミ板製のサブボックスで囲って測定している状況です。対象物が外気(室温の空気)から2重に隔離されていることから、熱の流
      入・流出が小さく抑えられ、例えば低温への到達温度が低くできます。
 写真7: スタンドのベースプレート上にあるねじ穴を利用して、端子台を固定しているところです。端子台の右のアルミブロックは、測定対象物をペルチェユニットに取付け、囲って
      いる状態です(対象物は内蔵されていて見えていません)。電流が大きいため、配線を一旦端子台で受けています。
 写真8: 周囲温度の測定のために、温度センサ(右側のシースタイプの熱電対)を、スタンドのフレームに固定しています。フレームの溝を利用すれば、取付が簡単です。